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“スマートウォッチ戦争”開始 ソニーがサムスンに挑戦状

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「速い追撃者(fast folower)」から「先頭走者(first mover)」への変身を目指すサムスン電子の試験台、スマートウォッチの戦争が始まった。ソニーが「スマートウォッチ2」を発売したのに続き、グーグルが今月末に製品を公開する予定だ。こうした中、アップルの「iWATCH」の発売も遠くないという見方が出ている。

ソニーは15日(現地時間)、スマートウォッチ2を米国で発売した。昨年出したスマートウォッチの後続作で、価格はギャラクシーギア(300ドル)より安い200ドル。画面の大きさ(1.6インチ)など外観と性能は似ているが、ギャラクシーギアがギャラクシーノート3とのみ連動するのに対し、スマートウォッチ2は他のメーカーのアンドロイドスマートフォンと連動して使用できる。また、バッテリー持続時間もギャラクシーギア(1日)に比べ3-4日と長い。ただ、耳に当てれば通話が可能なギャラクシーギアとは違い、スマートウォッチ2はそれ自体では通話が不可能だ。通話のためにはブルートゥースヘッドセットが必要となる。

サムスン電子は9月初め、世界家電見本市「IFA2013」でギャラクシーギアを公開し、同月末に製品を発売した。ギャラクシーギアの後、スマートウォッチを発売したのはソニーが初めてとなる。実際、ソニーは昨年、スマートウォッチを発売したが、市場の関心を集めることができなかった。新しいウェアラブル(wearable)機器の誕生というより、1999年のサムスン電子の時計型携帯電話「ウォッチフォン」や2008年のLG電子の「プラダリンク」のように“特異”なスマートフォン扱いを受けた。しかしギャラクシーギアがスマートウォッチ市場に視線を引いたことで、スマートウォッチ2が注目を浴びるとソニー側は期待している。サムスン電子の立場でも、有力なライバルの登場で市場全体が拡大するのは悪くないという考えだ。


さらに31日にはグーグルも新しいアンドロイドOS「KitKat」とともにスマートウォッチ「Nexus Watch」を出すという。情報技術(IT)専門メディアのナイントゥファイブなどによると、コード名「Gem」の「Nexus Watch」には音声認識サービス「Google Now」機能が搭載されるとみられる。

アップルのiWATCHも近く発売される見込みだ。アップルは最近、バーバリーのアンジェラ・アーレンツ最高経営責任者(CEO)をアップル流通・オンラインストア担当総括副社長に任命した。これに先立ちイヴ・サンローランのポール・ドヌーヴCEOも迎えた。スマートウォッチはIT機器だけでなく、ファッションアイテムの機能もあるため、アップルがファッション業界の大物を次々と迎え入れたのはiWATCH発売が迫っている信号ではないかと、業界はみている。

IT業界の“ビッグプレーヤー”が参入し、スマートウォッチ市場は本格的に成長すると予想される。市場調査会社デジタイムズリサーチによると、来年4-6月期にiWATCHが発売されれば、スマートウォッチ市場は2014年592万台、2015年2279万台、2016年7599万台に成長する見込みだ。



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