29日午後、ジュリア・ギラード元オーストラリア首相が済州道表善里の防波堤前で海産物を手に海から上がってきた海女のカン・ボクセンさんに会った。労働問題を主に専門として活動していた弁護士出身のギラード氏は、海女の話に深い関心を示した。
海女生活40年以上というカンさんは、思いがけない訪問に初めは照れくさそうな様子だった。しかし欧米人のギラード氏があれこれ質問しながら関心の高さを示すと、すぐに緊張を解いて楽しく話を交わすようになった。銛(もり)で捕まえたソイを漁網から取り出して自慢気に見せたりもした。労働問題を主に専門として活動した弁護士出身らしく、ギラード氏は「1回に何時間も仕事をするのか」として勤労条件に深い関心を示していた。
<2014済州フォーラム>「海女会いたい」…フォーラム中に電撃訪問したギラード元豪首相(2)
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