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<2014済州フォーラム>「海女会いたい」…フォーラム中に電撃訪問したギラード元豪首相(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

29日午後、ジュリア・ギラード元オーストラリア首相が済州道表善里の防波堤前で海産物を手に海から上がってきた海女のカン・ボクセンさんに会った。労働問題を主に専門として活動していた弁護士出身のギラード氏は、海女の話に深い関心を示した。

「このように多くの海産物を取るためにご苦労も多かったでしょうね」

29日午後、青い波が打ち寄せる済州道表善里(チェジュド・ピョソンリ)の防波堤。すらりとした長身の青い目が印象的なジュリア・ギラード元オーストラリア首相がちょうど海から上がってきた海女のカン・ボクセンさん(66)の肩を抱き寄せて大きな笑顔を見せた。ギラード氏は済州道・中央日報などが共同主催する「2014済州フォーラム」に参加するためにここを訪れた。フォーラムのなかで海女のことを聞いたギラード氏はすぐに「会ってみたい」という意思を主催関係者に表し、カンさんとの対面がかなった。ギラード氏は忙しいスケジュールの中、わざわざ車で海辺までカンさんに会いに行った。

海女生活40年以上というカンさんは、思いがけない訪問に初めは照れくさそうな様子だった。しかし欧米人のギラード氏があれこれ質問しながら関心の高さを示すと、すぐに緊張を解いて楽しく話を交わすようになった。銛(もり)で捕まえたソイを漁網から取り出して自慢気に見せたりもした。労働問題を主に専門として活動した弁護士出身らしく、ギラード氏は「1回に何時間も仕事をするのか」として勤労条件に深い関心を示していた。


海女に対して興味を持つオーストラリア人はギラード氏だけではない。2004年に英語教師として済州に来たオーストラリア女性のセリンさんは3カ月過程の海女学校を履修した。海女学校を終えた外国人はセリンさんが初めてだ。思いがけない話を聞いたギラード氏は、セリンさんが海女になった理由を済州道庁関係者に尋ねたりもした。



<2014済州フォーラム>「海女会いたい」…フォーラム中に電撃訪問したギラード元豪首相(2)

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