元祖ポータルサイトのダウムとモバイル強者のカカオが合併を発表した。情報技術(IT)業界では、互いの弱点を補完できるパートナーに出会ったという評価が出てくる。数年間、不振を免れなかったダウムと、ウィーチャット・ラインとのグローバル競争で限界を感じていたカカオの合併が、どんな結果を出すかは未知数だ。時価総額4兆ウォンを行き来する大型IT企業の誕生の背景を改めて探ってみる。
今回の合併に同意したダウムの創業者・李在雄(イ・ジェウン)元ダウム代表の選択も関心を集めている。1995年にダウムを創業した李在雄元代表は、今回の合併で最大株主の地位を失った。現在ダウムの持分13.67%から合併後は3.4%へと持分率が大きく下がる。ダウムという名前は残ったが、今後ダウムカカオで主導権は、統合法人の最大株主となるカカオの金範洙(キム・ボムス)取締役会議長がつかむ。このため事実上2007年にダウム代表から退いた後、経営から手を引いた李元代表が今回の合併を出口戦略として選択したのではないかという解釈が出てくる。李元会長がこれまで保有していたダウム株式を売却するために何回も試みたが、買収価格で合意を見られずいつも失敗に終わっていた。最大株主である創業者という重みのために簡単に売却することも難しかった。だが、最大株主のくびきから抜け出せば現金化しやすくなる。
一方、今回の合併を機に金範洙議長は株式富豪「1兆ウォンクラブ」のメンバーに入るものと見られる。金議長が保有したダウムカカオ株式の価値は9000億ウォンを超えると推測される。今後ダウムカカオの株価が上昇の勢いに乗れば、株式価値が1兆ウォンを超える可能性が大きい。ここに金議長が100%持分を保有しているベンチャー投資社ケイキューブホールディンスのカカオ持分まで合わせれば1兆6000億ウォンに増える。
ダウム+カカオ超大型合併(2)2大株主「中国テンセント」が合併賛成した理由
今回の合併に同意したダウムの創業者・李在雄(イ・ジェウン)元ダウム代表の選択も関心を集めている。1995年にダウムを創業した李在雄元代表は、今回の合併で最大株主の地位を失った。現在ダウムの持分13.67%から合併後は3.4%へと持分率が大きく下がる。ダウムという名前は残ったが、今後ダウムカカオで主導権は、統合法人の最大株主となるカカオの金範洙(キム・ボムス)取締役会議長がつかむ。このため事実上2007年にダウム代表から退いた後、経営から手を引いた李元代表が今回の合併を出口戦略として選択したのではないかという解釈が出てくる。李元会長がこれまで保有していたダウム株式を売却するために何回も試みたが、買収価格で合意を見られずいつも失敗に終わっていた。最大株主である創業者という重みのために簡単に売却することも難しかった。だが、最大株主のくびきから抜け出せば現金化しやすくなる。
一方、今回の合併を機に金範洙議長は株式富豪「1兆ウォンクラブ」のメンバーに入るものと見られる。金議長が保有したダウムカカオ株式の価値は9000億ウォンを超えると推測される。今後ダウムカカオの株価が上昇の勢いに乗れば、株式価値が1兆ウォンを超える可能性が大きい。ここに金議長が100%持分を保有しているベンチャー投資社ケイキューブホールディンスのカカオ持分まで合わせれば1兆6000億ウォンに増える。
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