金仁顕(キム・インヒョン)教授
「知られているように、いくつかの原因が複合作用した結果だ。セウォル号は多くの貨物を積載するためにバラスト水を減らし、復元性が悪化した。一度傾くと、正常に戻らないようだ。しっかり固定されていない貨物が片方に寄って、船がさらに傾いたのだろう。船舶の急な方向変更が転覆の原因の一つという分析は正しくない。船舶は海上の衝突を避けるために30度まで方向を変えることができる。セウォル号の30度の変針(方向転換)に問題はない。操舵機が故障して方向を戻せなかったとすれば問題だ。セウォル号は30度以上回転する状態が続いたようだ。結局、済州に向かって南に進んでいた船が北に180度方向を変えることになった」
【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故
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