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<W杯サッカー>朴主永-奇誠庸含む韓国代表23人名簿発表

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

(写真左から)奇誠庸(キ・ソンヨン、25、サンダーランド)と朴主永(パク・ジュヨン、29、ワトフォード)

朴主永(パク・ジュヨン、29、ワトフォード)と奇誠庸(キ・ソンヨン、25、サンダーランド)を含めたブラジルワールドカップ(W杯)の韓国代表最終エントリー23人が発表された。

洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は8日、坡州(パジュ)国家代表トレーニングセンター(NFC)でブラジルW杯の名簿発表式を行い、23人の太極戦士を発表した。議論になっていた朴主永も名前を上げた。チェ・ガンヒ前監督との不和問題を起こした奇誠庸もやはり免罪符をもらって代表チームに入った。このほかにも具滋哲(グ・ジャチョル、25)や金英権(キム・ヨングォン、24)、金甫ギョン(キム・ボギョン、25)らロンドンオリンピック当時の主軸選手たちが多数含まれ、Kリーグからは鄭成竜〔チョン・ソンリョン、29、水原(スウォン)〕や金信旭(キム・シンウク、26)、李鎔〔イ・ヨン、28、以上、蔚山(ウルサン)〕らが抜てきされた。

朴主永は最近、所属チームの試合にほとんど出場できなかった。アーセナルとワトフォードを行き来して今年のシーズン1の試合に出たぐらいだ。それでも洪監督は彼を信じた。3月のギリシャ評価試合で決勝ゴールを入れて健在さをアピールした。朴主永は蜂窩織炎(ほうかしきえん)でイングランドチャンピオンシップが終わる前に韓国に戻って治療を受けた。これまで治療を受けられなかった部分を回復している段階だと知らされた。池田誠剛・代表チームフィジカルコーチは「ワールドカップ出場には問題はないだろう」とした。


最終予選を経て最も大きな物議を醸していたのは奇誠庸だった。彼はチェ前監督を自身の秘密SNS(ソーシャルネットワークサービス)で誹謗したことが知られて議論になった。ここにミカエル・ラウドルップ元スウォンジーシティ監督との不和まで重なり、サンダーランドへのレンタル移籍となった。しかし奇誠庸は屈せず持ちこたえ、実力で代表チームに選ばれた。27試合で3ゴール1アシストをあげた奇誠庸は、サンダーランドの降格脱出にとって最高の貢献者となった。「ワンチーム」を強調した洪監督も、奇誠庸を無視しなかった。昨年10月のブラジル戦に初めて抜てきした後、着実に奇誠庸を出場させて最終名簿にも名前を載せた。

◇ブラジルワールドカップ韓国代表チーム名簿

GK(3人)=鄭成竜(チョン・ソンリョン、水原サムスン)、金承奎(キム・スンギュ、蔚山現代)、李範永(イ・ボムヨン、釜山アイパーク)

DF(8人)=金珍洙(キム・ジンス、アルビレックス新潟)、尹錫栄(ユン・ソクヨン、QPR)、金英権(キム・ヨングォン、広州恒大)、洪正好(ホン・ジョンホ、アウクスブルク)、李鎔(イ・ヨン、蔚山現代)、黄錫鎬(ファン・ソクホ、サンフレッチェ広島)、郭泰輝(クァク・テフィ、アル・ヒラル)、金昌洙(キム・チャンス、柏レイソル)

MF(8人)=孫弘敏(ソン・フンミン、レバクーゼン)、金甫ギョン(キム・ボギョン、カーディフシティ)、李青竜(イ・チョンヨン、ボルトン)、池東源(チ・ドンウォン、アウクスブルク)、奇誠庸(キ・ソンヨン、サンダーランド)、河大成(ハ・デソン、北京国安)、韓国栄(ハン・グギョン、柏レイソル)、朴種佑(パク・ジョンウ、広州富力)

FW(4人)=朴主永(パク・ジュヨン、ワトフォード)、金信旭(キム・シンウク、蔚山現代)、具滋哲(グ・ジャチョル、マインツ)、李根鎬(イ・グノ、尚州尚武)



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