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赤ちゃんの「海外養子縁組」食い止めよう…HSアド、広告才能寄付=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

HSアド広告専門家らが作った「ヘルプ・ハー(Her)、ヘルプ・ハー・ベビー」の動画は、ユーチューブ(www.youtube.com/watch?v=01CCQqxIkB0)で見ることができる。手荷物ベルトコンベアに載せられたゆりかごが、海外に養子縁組される赤ちゃんの困難な現実を伝えている。(写真=HSアド)

YouTube(ユーチューブ)の映像は、国際空港で乗客が荷物を探すために手荷物受け取り場所で待っているシーンから始まる。ベルトコンベアが動き始めると、乗客は思わず驚いてしまう。赤ちゃんの泣き声が聞こえながら、旅行カバンが出て来るはずのベルトコンベアからかごに入った赤ちゃんが次々と出てきた。その合い間で赤ちゃんのいない空いたかごには「海外で養子縁組されました」というメモがついている。「あなたが楽しく行ってきた国に、韓国はいまだに私たちの赤ん坊を養子縁組で送っている」という、困惑するようなメッセージも続く。ユーチューブの映像はLG系列の広告会社であるHSアド広告の専門家10人余りが「才能寄付」の一環としてアイデアを出し、約3カ月間で制作したものだ。未婚の母と養子への関心を促すために虚構の状況を実際のように制作した「フェイク映像」だ。

HSアドはフェイク映像を作る中で、海外養子縁組の児童の90%が未婚の母の養育放棄によるものだという現実を知り、社団法人韓国未婚の母支援ネットワークとともにキャンペーンを展開することになった。ユーチューブ動画の最後の画面をクリックすれば、未婚の母支援ネットワークのホームページとネイバー(NAVER)のhappy beanにつながり、一般人でも未婚の母を支援する寄付に参加できる。

HSアド広告専門家たちは才能寄付で最近、緑の傘子供財団の「大人の日」公益CFも作った。「子供を助ける時、本当の大人になる」というメッセージを含んでいる。

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