旅客船セウォル号沈没事故で社会全体が安全を叫んでいる最中にソウル中心部の地下鉄では追突事故が起こり約240人もケガをした。後発列車の機関士の機敏な対応によって死亡者が出なかったのが幸いだったとの言葉が出るほどの大事故だった。その一方で、大邱(テグ)のケーブルカーは4回も急発進事故を繰り返しながらも運行を強行して約10人のケガ人を出した後にようやく運転を止めるということがあった。また、巨済(コジェ)遊覧船が約140人を乗せて航行中に機関故障を起こしたほか、約390人を乗せた独島(ドクト)旅客船も航路中間でエンジン故障を起こした。
ソウル地方警察庁の列車事故捜査本部が発表した上往十里(サンワンシムリ)駅列車追突事故(5月2日発生)における中間捜査結果内容はあきれる水準だった。発表によると、事故当日、信号機械室にいたソウルメトロ信号チームの職員がモニター上で信号異常を確認していたという。ところが「いつもある異常」と考えて措置をしなかったのだ。また、事故列車の前方列車は事故直前、ドアが正常に閉じなかったためプラットフォーム側にあるスクリーンドアを3回にわたり開閉したせいで1分30秒間も運行に遅れが生じていたが、このことを総合管制所に報告しなかった。通常は電車が同じ場所に40秒以上とどまっている場合は報告が義務付けられているにもかかわらず、この指針を無視したのだ。
ソウル地方警察庁の列車事故捜査本部が発表した上往十里(サンワンシムリ)駅列車追突事故(5月2日発生)における中間捜査結果内容はあきれる水準だった。発表によると、事故当日、信号機械室にいたソウルメトロ信号チームの職員がモニター上で信号異常を確認していたという。ところが「いつもある異常」と考えて措置をしなかったのだ。また、事故列車の前方列車は事故直前、ドアが正常に閉じなかったためプラットフォーム側にあるスクリーンドアを3回にわたり開閉したせいで1分30秒間も運行に遅れが生じていたが、このことを総合管制所に報告しなかった。通常は電車が同じ場所に40秒以上とどまっている場合は報告が義務付けられているにもかかわらず、この指針を無視したのだ。
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