英国日刊紙のフィナンシャルタイムズ(FT)は「1872年に米国が英国を追い越して以降、142年ぶりに世界1位の経済大国が変わることになった」と伝えた。予想よりも早い逆転だ。国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)などは、PPP基準中国のGDPが2017~2019年の間に米国を凌駕すると見通した。
ただし今回の順位変動はIUPが2011年の世界各国の物価を実態調査して計算した為替レートを土台にしたものだ。これによれば中国の為替レートは1ドルあたり3.5元だった。いわゆる購買力平価(PPP)がその程度だという話だ。市場で実際に使われる為替レート(1ドルあたり6.2元ライン)を土台にした中国GDPは、2022年には米国よりも大きくなるというのが専門家たちの推定だ。
ただし今回の順位変動はIUPが2011年の世界各国の物価を実態調査して計算した為替レートを土台にしたものだ。これによれば中国の為替レートは1ドルあたり3.5元だった。いわゆる購買力平価(PPP)がその程度だという話だ。市場で実際に使われる為替レート(1ドルあたり6.2元ライン)を土台にした中国GDPは、2022年には米国よりも大きくなるというのが専門家たちの推定だ。
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