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<韓国旅客船沈没>安倍首相が献花…岸田外相、菅官房長官も弔問

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
安倍晋三首相が28日午後5時40分ごろ、旅客船「セウォル号」の犠牲者のため献花台が設置されている東京麻布の在日韓国大使館領事部を訪れた。安倍首相は「内閣総理大臣安倍晋三」と記帳した後、献花した。続いて安倍首相は目を閉じて犠牲者の冥福を祈った。

安倍首相は李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日韓国大使と総領事室に席を移し、しばらく言葉を交わした。その後、安倍首相は首相官邸で「若い人たちを含め、多くの方々が犠牲になられた。本当に心の痛む思いだ。犠牲者の冥福をお祈りし、被害に遭った方々の家族にお見舞い申し上げたい」と述べた。

この日昼には岸田文雄外相が訪れ、「今回の旅客船事故で180人以上が亡くなり、依然として110人以上が行方不明だと聞いたが、心が痛み、日本国民の一人としてもう一度、遺族、被害者、韓国国民に心からお悔やみを申し上げる」とし「我が国として何かできることがあれば何でも話してほしい」と要請した。李大使は「日本国民の慰労の言葉が韓国国民に力になっている」と話した。


菅義偉官房長官と外務省の斎木昭隆事務次官もこの日午後に訪れた。

在日民団中央本部は25日、同じ場所で李大使と呉公太(オ・ゴンテ)民団団長らが出席した中、セウォル号の犠牲者の追悼式を行った。当時は日本側から鳩山元首相が訪れ、犠牲者の冥福を祈った。

外交消息筋は「安倍首相が29日に欧州訪問に出発する前に必ず弔問したいという意向を伝えてきた」とし「首相、官房長官、外相の“ビッグ3”が弔問したのは、いくら韓日関係が対立しているとはいえ、最も近い隣国として、大変な時は悲しみをともにするという友情を見せたと解釈する」と述べた。

献花台が設置された在外公館を訪れた主要国の指導者は安倍首相が初めて。



【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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