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<韓国旅客船沈没>生存者の家族が要請文発表

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
沈没した旅客船「セウォル号」から救助された安山壇園(ダンウォン)高の生存者の保護者が22日午前、京畿道安山市で記者会見を開き、「生き残った子どもの保護者として気が重い」とし「すぐにも官・民の力量を総動員し、救助作業を進めてほしい」と訴えた。

続いて報道機関に対しても、「速報競争に熱を上げて誤報を出すことが多く、生き残った人たちに対する過度な取材競争で、子どもたちの傷を深めている」と批判した。また「生き残った子どもまでが罪人になった心情」とし「生存した子どもに対する持続的なケアのためにも、政府とすべての各界各層、全市民社会が努力してほしい」と涙で訴えた。

以下は、壇園高生存者の保護者が22日に発表した国民への要請文の全文。


◆セウォル号が沈没してから6日が過ぎました。救助作業は遅く、事態を見守っている親は焦燥しています。珍島の行方不明者の保護者は大統領に会おうとしました。青瓦台(チョンワデ、大統領府)に行こうとしました。しかし警察に阻止されました。家族ももまた、島に閉じ込めらる身分となってしまいました。生き残った子どもの保護者として気が重くなります。

いま政府は何をしているのでしょうか。初期対応さえきちんとしていれば、これほど大きな被害はなかったはずです。災難管理システムにこれほど問題があってよいのでしょうか。今からでもすぐに官・民の力を総動員し、救助作業を進めなければいけません。

いま報道機関は何をしているのでしょうか。迅速な救助作業を促す声は聞こえてきません。ただ、速報競争に熱を上げ、誤報を出すことが多く、生き残った人に対する過度な取材競争で子どもの傷を深めています。

生存者の保護者である私たちは切実に訴えます。政府はすべてのものを総動員して迅速な救助作業を進めてください。閉じ込められている子どもを探しに自分が海の中に入るという保護者の気持ちを理解してください。政府の遅い対応を国民全員が糾弾しています。正確な真相究明はその次に行われるべきでしょう。報道機関はイシューではなく、真実を報道してください。珍島の保護者は報道と現実があまりにも違うといって悔しさを表しています。そして生き残った人たちに対する取材競争をやめてください。子どもは窓を眺めながらも、水が入ってこないか突然恐怖を感じるといいます。いま子どもたちに必要なのは絶対安静です。

今回の事故は悲劇そのものです。まだ救助されていない子どもも、天国に行った子どもも、そして生き残った子どもも、すべて私たちが責任を取り、見守らなければいけない子どもたちです。生き残った子どもまでが罪人になった心情です。病院側も子どもの心身安静のためにさまざまな面で努力してします。それだけでなく、生存した子どもに対する持続的なケアのためにも、政府とすべての各界各層、全市民社会が力を注ぐことを望みます。

2014年4月22日

壇園高生存者保護者一同



【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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