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安倍首相、オバマ大統領の訪問前に“靖国挑発”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
安倍晋三首相が21日、春季例大祭(21-23日)を迎え、靖国神社に「真榊」と呼ばれる鉢植えの供え物を奉納した。昨年12月26日に靖国神社を訪問して以来4カ月ぶりだ。安倍首相が参拝したわけではないが、閣僚の参拝が続く場合、時期上、韓国・米国の不満が強まるとみられる。オバマ大統領がアジア歴訪(23-26日)を控えているうえ、旅客船「セウォル号」沈没事故で韓国国民が悲嘆に暮れている時だ。

23日に日本を訪問する米国のオバマ大統領は韓日米3カ国の協調回復を歴訪の目標としている。北朝鮮の脅威と中国の浮上を牽制するための戦略だ。こうした中、日本政府の閣僚が太平洋戦争A級戦犯14人が合祀された靖国を訪問するのは、韓国を刺激し、米国の構想に冷や水を浴びせる可能性がある。

安倍首相の供え物奉納に関し、韓国外交部は「領域内の国家間の善隣関係だけでなく、地域の安定を阻害する時代錯誤的な行為」とし「慨嘆を禁じえない」と批判した。


安倍首相が靖国神社参拝について「問題になることはない」という考えを繰り返し明らかにする点も、韓国国民の情緒に障る。安倍首相は昨年の春・秋季例大祭で靖国に供え物を奉納し、12月には靖国神社を参拝したことで、韓国と中国をはじめとする国際社会の非難を買った。安倍首相は20日のテレビ出演でも、「国のために倒れた方々のために手を合わせて冥福を祈るのは指導者として当然のことだ」と述べた。



安倍首相、オバマ大統領の訪問前に“靖国挑発”(2)

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