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<韓国旅客船沈没>乗船人員を発表ごとに言い直し…475人で最終確認

ⓒ 中央日報日本語版
沈没したセウォル号の船会社である(株)清海鎮(チョンヘジン)海運が、乗船人数475人を最終確定した。

17日午前5時45分頃に開かれた記者会見で、清海鎮海運側は「セウォル号に乗船していた人数は最終的に475人と確認された」として「乗員の集計が何度も変わった理由は、発券された船票数と乗員数が一致しなかったため」と明らかにした。

清海鎮海運側は「475人は、海洋警察がCCTVで確認した結果とも一致する」として「当初477人と発表した時は、乗務員が重複計算されていたためにそうなった」と釈明した。さらに「船票発の券数は476人で最終集計されたが、一部の貨物運転手が船票なしに船に乗った過程で名簿が把握されず、船票を切っても飛行機など別の交通手段を利用した乗客もいて、人数の集計に混乱が生じた」と話した。また「こうした状況などを全て調査した結果、実際の乗船人数が475人に最終確定した」と付け加えた。


清海鎮海運は16日夜「セウォル号の総乗員数が午後5時40分頃に発表した462人ではなく475人と再確認された」と明らかにしていた。だが、この日の昼12時の最初の会見では477人が乗船したと明らかにしていた清海鎮海運は、午後5時40分の会見ではこれよりも15人減った462人と発表するなど3回にわたって乗船人数を変更した。

こうした状況のため、清海鎮海運が乗船人数をまともに把握できずにいるのではないかとの疑惑も提起された。

これに対し海洋警察庁が16日夜11時頃、正確な乗船人数を把握するために捜査官を急ぎ派遣し、仁川港沿岸旅客ターミナルの改札口のCCTV確認作業に出るなど混乱が続いていた。



【特集】韓国旅客船「セウォル」沈没事故

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