ホン・スンギョン国民大統合委員会委員
2万6000人以上の韓国国内脱北者のうち最高位級の一人、ホン・スンギョン国民大統合委員会委員(76)は9日、北朝鮮の第13期最高人民会議改編結果についてこのように分析した。ホン委員は金日成(キム・イルソン)総合大学法学部を卒業した後、24年間、貿易省・外務省の高官を務め、2000年に脱北した。
ホン委員は12日、中央SUNDAYのインタビューで、「元外交官の金永南(キム・ヨンナム)常任委員長が留任し、元駐スイス大使で金正日(キム・ジョンイル)の秘密資金を管理してきた李秀勇(リ・スヨン)が外相に抜てきされたのは、権力者に挑戦する意思が全くなく仕事の処理が几帳面な人物を好む金正恩の意中が反映されたものだ」と述べた。
また「李秀勇は大使時代、北に資金を送る際、銀行を利用せず、自ら現金バッグを持って平壌(ピョンヤン)に向かった」とし「30年間で一度も問題を起こさなかった業務方式が昇進の背景だろう」と分析した。
高齢で解任説が出ていたが健在を誇示した金永南についても、「従順で几帳面な性格が長寿の秘訣」と説明した。「1997年の苦難の行軍当時、ナイジェリア大統領が特使を送り、1000万ドルを伝えた。感激した金正日が『特使を歓待しなさい』と命じると、金永南は外務省儀式局長に数十回も電話をし、宴会の食膳をどう準備しるか一つひとつ指示した。このため金正日や金正恩に気に入られている」。
同じく解任説を一蹴して留任した朴奉珠(パク・ボンジュ)首相については、「北の住民に朴奉珠は『中国式経済改革』を象徴する人物」とし「経済回復を望む民心を意識し、金正恩が彼を留任させたのだろう」と話した。
(中央SUNDAY第370号)
「金正恩、従順な官僚で安定を狙うが、5年以内に危機」(2)
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