イラスト=キム・フェリョン記者
しかしよく考えなければいけない。ペクリョン島で発見された無人機の燃料タンクは5リットル、坡州(パジュ)の無人機は4.7リットルで、2時間程度のみ飛行が可能だ。搭載された日本製カメラは夜間や雲がかかった状況では撮影が難しい。この無人機を自爆用として運用する際、全体の重さが13-15キロであるため、胴体・燃料・エンジン・衛星利用測位システム(GPS)など最小限の装備を維持する場合、最大4キロほどの爆弾を搭載できるというのが、専門家らの見方だ。この程度なら首都圏に脅威となる240ミリロケット砲砲弾(400キロ)の1%水準だ。したがって対人自爆攻撃は可能かもしれないが、建物・装備には大量に落下させてこそある程度の打撃を与えることができる。
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