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習主席「中国という獅子はすでに目覚めた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の習近平国家主席が27日(現地時間)、仏パリで行った中仏修交50周年記念講演で、中国を「目覚めた獅子」に例えた。中華復興が始まったという公開宣言として注目される。

中国新華社通信によると、習主席はこうした発言の前、「中国は深い眠りに入った獅子だ。目を覚ませば世界を震撼させるだろう」というナポレオンの言葉を引用した。そして「獅子はすでに目覚めた。しかし平和で温和な文明の獅子だ」と述べた。

習主席のこうした発言は「中国の夢」を説明する過程で出てきた。中国の浮上は国際社会にとって脅威でなく機会、混乱でなく平和、退歩でなく進歩だというのが、習主席の説明だ。「中国の夢」とは、習主席が2012年11月に党総書記に就任した当時、「2049年までに強力な現代国家を作り、中華復興の時代を開く」と宣言した政治スローガン。


習主席は孔子の五十而知天命(五十にして天命を知る)に言及し、今後、中仏関係は▼相互の尊重と信頼▼共同利益▼持続的な友好▼開放と進取▼緊密な協力--の方向に進むべきだと強調した。

習主席は講演の後、パリにあるユネスコを訪問し、「中国はアフリカと低開発国の持続可能な開発と文化保全の増進のため支援を拡大する用意ができている」と述べた。

ユネスコのイリーナ・ボコヴァ事務総長は「習主席のこの日の訪問は歴史的であり、中国とユネスコの協力に新たな力になるだろう」と述べた。ボコヴァ事務局長はこの日、習主席の彭麗媛夫人を国際女性教育の増進を担当するユネスコ特使に任命した。

これに先立ち習主席は26日、オランド仏大統領との首脳会談で、180億ユーロ(約2兆5500億円)にのぼる対仏投資・購買契約を結んだ。



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