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コロッケ・丼・トンカツ…韓国外食業に日本ブーム(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「ハルエンソク」狎鴎亭店のパク・ジョンヒョン店長が来店客に食べ物を出している。フランチャイズ「ハルエンソク」は昨年9月、狎鴎亭の大通りに1号店を開いたのに続いて加盟店を続々とオープンしている。パク店長は「創業前の教育システムが徹底していて、初歩創業者や女性、シニアも創業に挑戦することができる」と話した。[写真=FC創業コリア]

「昼には日本式ラーメンと丼ぶりで昼食を食べて、夕方は日本式飲み屋の居酒屋でコロッケをおつまみみに酒を飲む」。すでに外食市場を占領しているトレンドだ。回転寿司や寿司など、プレミアム日本料理店に限定された外食業界に合理的価格を前面に出した日本料理ブームが起こっている。

ごく最近の人気業種は手作りコロッケ専門店だ。コロッケは流動人口が多い明洞(ミョンドン)、江南(カンナム)駅、弘大(ホンデ)近隣で人気があるアイテムとして浮上している。ソウル大学路(テハンノ)の「ハムムバラ手製(スジェ)コロッケ」はジャガイモ、カレー、コーンチーズ、ツナ、キムチなど多様なコロッケをその日に作ってその日のうちに販売している。昼間12時~夕方8時の営業だが、準備された数量だけ売るのでそれより早く店を閉めたりもする。テイクアウト形態の手製コロッケ専門店は顧客が20分以上並ぶのが基本だ。ソウル大峙洞(テチドン)「狎鴎亭(アプクジョン)コロッケ」はチャプチェ・コロッケとチーズ・コロッケで有名だ。ソウル明洞聖堂の向い側にある「明洞コロッケ」は5種のコロッケを販売している。ソウル江南駅近くの「江南手製コロッケ」、延南洞(ヨンナムドン)の「オグン手製コロッケ」等も有名だ。釜山市東莱区(トンネグ)温泉洞(オンチョンドン)の「ザ・コロッケ」、そして大邱市(テグシ)南区(ナムグ)大明洞(テミョンドン)の「チョンサロン・コロッケ」と大邱市中区(チュング)徳山洞(トクサンドン)の「パヌォルダン・コロッケ」等もコロッケ・ブームを主導している。これらの大部分は独自に創業した直営店だが、一部ブランドはフランチャイズ加盟店を募集中だ。フランチャイズ加盟店の他に、単独で創業するにもコロッケは負担が少ない方だ。テイクアウト販売で創業費用が少なく済み、単一メニューで料理が比較的手軽なためだ。

中低価格型うどん店のトンカツから抜け出して合理的価格を前面に出した日本式トンカツも人気創業業種だ。ソウル狎鴎亭洞の「ハルエンソク」は低価格のプンシク(のり巻き、トッポッキなどを出す低価格の飲食店)と高価プレミアムトンカツ市場の隙間を攻略した。品質をプレミアム級で維持するものの、価格は30%程安い8000~1万1000ウォン台に下げた。日本正統トンカツに玉ネギ、トマト・クリームを基本に淡泊なソースを開発して「ソーストンカツ」を作った。独特のインテリアも営業に一役買っている。日本の象徴である桜の花の代わりにツツジの花をインテリア・テーマにし、白とピンクを活用して明るい雰囲気を作った。ハン・ドクヒ(54)ハルエンソク代表は「子供と外食する若いお母さんはもちろん、恋人たちのデート場所としても人気」と話した。

コロッケ・丼・トンカツ…韓国外食業に日本ブーム(2)

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