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「韓国、ドイツより統一準備うまくできるはず」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

マファエル駐韓ドイツ大使は「ドイツ統一は幸運(Glucksfall)」とし「統一後はさらに平和になり、満足している」と話した。

ロルフ・マファエル駐韓ドイツ大使(59)は統一伝導師だ。特別講演や寄稿などでドイツ統一の経験を韓国人に伝えてきた。朴槿恵(パク・クネ)大統領の「統一は大チャンス」発言後、韓国で統一に対する関心が再び高まっている最近、マファエル大使はさらに忙しくなった。

マファエル大使は「ドイツは統一後しばらく厳しい時期を迎えたが、24年が過ぎた今は日々安定している」とし「ドイツ統一は間違いなく幸運だった」と述べた。

マファエル大使は「韓国はドイツより準備をうまくできるはず」とし「韓半島(朝鮮半島)信頼回復プロセスを通じて徐々に南北統合がうまく進むことを期待する」と述べた。以下は一問一答。


--ドイツ統一はよかったといえるのか。

「幸運といえる。統一されたドイツははるかに平和になり、私たちは分断したドイツに比べ、もっと満足して暮らしている」

--莫大な統一費用のため後遺症も少なくなかった。

「統一が突然訪れ、貨幣交換比率、東ドイツ人の賃金や福祉レベルなど重要な政策を短い時間に決めなければならなかった。結果的に経済に大きな負担として作用した。東ドイツ経済は統一直後、国際競争力を失うことになった。今でも当時の決定が正しかったかどうかについて論争が多い。15年間は困難があったが、今はこれをうまく克服し、ドイツ経済が過去のいつよりも強くなった。統一がすべてに幸運をもたらしたとはいえないが、ほとんどの人がよかったと考えている」

--ドイツは事前に多くの準備をしたと聞いている。

「統一自体が優先目標ではなかった。1989年11月9日、当時のコール西ドイツ首相はポーランド訪問中、『私はドイツ統一を夢見るが、生前にこれを見ることはできないだろう』と述べた。しかしその日にベルリンの壁が崩壊した。一方、外交や東西ドイツ間の関係においては多くの準備をしたといえる。何よりも共産党治下の東ドイツ人により多くの自由を与えるため、活発に人的・物的交流をした。国境を除去していくことが主な目標だったといえる」

--統一の後遺症を克服できた原動力は何か。

「アジェンダ2010のような経済・社会改革も統一の後遺症を克服し、競争力を高めるうえで大きな力になった。統一が潜在的な創造力を呼び起こした面もある。ライプツィヒ、ドレスデン、イェーナなど一部の発展した東ドイツ地域は魅力的な経済・学術都市に変貌した。東ドイツ経済は西ドイツの水準に近づいていて、他の欧州連合(EU)国家に比べても遅れていない」



「韓国、ドイツより統一準備うまくできるはず」(2)

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