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パリの人々を魅了…小さいが洗練された韓国建築(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

建築家イ・ミン氏、ソン・ジン氏(イソン建築)が設計した慶尚北道慶山市のウンムン幼稚園。[建築写真家パク・ワンスン]

建築家チョン・ジェホン氏(EN建築事務所)が設計した楊坪「Unfolding House」。[建築写真家パク・ヨンチェ]

「これまで韓国の建築といえば画一的な大規模団地が思い浮かんだ。しかしその隙間で周辺環境との調和を考え、ディテールに注目する建築家が少なくないことを知った。今後、この人たちの中から世界で注目されるロールモデルが出てくると確信する」 (ザック・ルィカン仏建築理論家)

「建築を文化のレベルに引き上げた建築家の作業が印象的だった。規模は小さいが洗練されていて、感覚的で、思慮深い」 (キャロリン・マニアーク仏パリマラケ建築大学教授)

韓国建築が世界の文化の中心地フランス・パリの視線を引きつけた。パリ・サンジェルマンにあるパリマラケ建築大学展示場では韓国現代建築展「ポイント・カウンターポイント:韓国建築の軌跡」(3月9日まで)が開かれている。韓国の建築家10チームの作業が展示されている。


韓国建築がフランスでこのような規模で紹介されるのは初めてだ。今回の展示は2007-2009年にドイツ・エストニア・スペインで開かれた建築展「メガシティ・ネットワーク」、2010年に米ハーバード大で開かれた展示に続き、海外で開かれる大規模な建築展という点で注目される。韓国建築家の作業に対する世界の視線が変わっていることを確認させる。韓国建築が文化外交の主体の役割をし始めたという意味でもある。

特に、今回の展示で照明を受ける建築物には、いわゆる“大型”建築物がほとんどないという点が目を引く。学古斎ギャラリー、イ・ジンア記念図書館、ホユジェ病院、ウンムン幼稚園など、私たちの周辺にある中間規模の多様な建築物が網羅された。画一化の風景に割り込んで芽生えている韓国特有の「隙間建築」だ。



パリの人々を魅了…小さいが洗練された韓国建築(2)

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