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ケリー国務長官「北朝鮮は悪」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ジョン・ケリー米国国務長官が北朝鮮を悪(evil)と規定した。

ケリー長官は26日(日本時間)、MSNBC放送のアンドレア・ミッチェル氏とのインタビューで「北朝鮮は地球上で最も閉鎖的で残忍なところの1つ」として「そこでは私たち誰もがとても心配しなければならない邪悪なことが広がっている」と話した。この日のインタビューの焦点はウクライナ問題だったが、北朝鮮問題についての質問が出てくるとケリー長官は強力な発言を吐いた。

彼は「北朝鮮の腐敗と人権侵害の程度は言うまでもない」として「彼らは人々を処刑して122ミリ対空砲火を利用して人々を除去しながら、住民たちにそうしたことを見るよう強要している」と主張した。特に「北朝鮮は悪で、邪悪なところ」と繰り返し話した後「責任を問えるよう全世界の関心が必要だ」と話した。ケリー長官のこの日の発言は、2002年に当時のジョージ・W・ブッシュ大統領がイラン・イラクとともに北朝鮮を「悪の枢軸」と名指ししたことを連想させるほど強度が強い。だが北朝鮮に関してケリー長官が荒々しい表現を使ったのは今回が初めてでない。張成沢(チャン・ソンテク)処刑事件が話題に上がった時、ケリー長官は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について「(サダム)フセインを連想させる」と話したこともある。


この日、ニューヨークタイムズ(NYT)は「北朝鮮の残酷性」という題名の社説で北朝鮮をより強力に批判した。新聞は「国連の北朝鮮人権調査委員会(COI)報告書が公式に提出されれば、国連は必ず常任理事国に北朝鮮の反人権犯罪を国際刑事裁判所(ICC)に回付するよう要求すべきだ」と強調した。それと共に北朝鮮の指導部を法の審判台に立たせなければならないといった。特にNYTは、ICCへの回付が実現して金正恩第1書記の身柄が確保されれば、裁判を通じて金委員長を処罰できるとも主張した。



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