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<MWC2014>中国のIT総攻勢…韓国のブースを包囲(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
23日午後、スペイン・バルセロナのコンベンションセンター。中国の華為が「境界をなくせ(Live without Boundaries)」というテーマで新製品公開行事を行った。最初に壇上に現れた華為消費者事業部門のコリン・ジャイルズ副社長は「われわれは若くずっと成長している。機器も人もますますつながる社会で華為は話題の中心に立つだろう」と話した。

この日華為は自社初のウェアラブルコンピュータとしてヘルスケア用リストバンドの「トークバンド」と7インチのファブレット「メディアパッドX1」、新型LTEスマートフォン「アセンドG6 4G」など新作5モデルを一気に公開した。特に「メディアパッドX1」は華為のリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)がこの日の行事で「iPadminiは洋服のポケットに入らないが、X1はすっと入る。世界で最もコンパクトで薄いタブレットだ」と強調した製品だ。実際に重さ239グラム、厚さ7.18ミリメートルでiPadminiより小さく軽い。アルミニウム製の本体にフルHDディスプレーと1300万画素のカメラを内蔵した。価格は399ユーロで、欧州で200~300ユーロに販売されるアップルのiPadminiやサムスンの「ギャラクシータブ7.0」より高い。安い価格ではなく性能とデザインで正面勝負をするという意志だ。ユーCEOは「欧州からスタートするが、最後には日本と韓国市場にも進出する」と豪語した。

レノボも5.3インチモニターを装備したアンドロイドフォン「S860」を発表した。金属で仕上げクアッドコアプロセッサと2ギガバイトRAMを装備したこの製品は349ドルで発売する予定だ。多様な色の強化ガラスで外側を飾った5インチ中級スマートフォンS850を260ドルで販売する。これとともに1920×1200ディスプレーを装着したヨガタブレット「10HD+」も349ドルで出した。相対的に安い価格で勝負するという覚悟だ。


華為、ZTE、レノボの中国3大IT企業が恐ろしい勢いで韓国を追いかけてきている。低価格製品だけで物量攻勢をする水準は過ぎた。中国企業は2012年にサムスンとほぼ同じ時期にクアッドコアプロセッサを開発し、サムスンが「ギャラクシーS5」に搭載したとされる超高画質(QHD)ディスプレー技術もすでに確保したという。2012年からは華為がLGを抜きスマートフォン市場でシェア3位の座を守っている。レノボは最近買収したモトローラを合わせるとシェアが6%を超え3位となる。



<MWC2014>中国のIT総攻勢…韓国のブースを包囲(2)

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