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中国レノボ、強気のM&A…スマホ市場3位浮上でアップル・サムスン脅かす(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国レノボ社がM&Aの勢いを増している。

中国のIT企業レノボが携帯電話の元祖格であるモトローラまで飲み込んだ。レノボは先月29日、グーグルからモトローラのスマートフォン事業部を29億1000万ドルで買い入れることにしたと明らかにした。

レノボの“進撃”はそれこそ速度戦だ。わずか6日前の先月23日には米国のIT企業IBMからサーバー事業部門も電撃買収した。レノボはグーグルが2012年5月にモトローラを買収する時に投じた125億ドルの4分の1の価格でモトローラを手に入れることになった。モトローラ買収で資金事情が厳しくなったグーグルを相手に、スマートフォン関連特許1万7000件余りを放棄する代わりに買収価格を大幅に引き下げる絶妙な交渉を通じてだ。

今回の企業買収合併(M&A)を通じレノボはスマートフォンやタブレットだけでなくPC、スマートテレビ、サーバー事業までIT全部門の垂直系列化を達成した。サムスンやLGと比較しても引けを取ることがない“IT恐竜”になったわけだ。業種別で見ても昨年PC市場で世界1位に上がったのに続きスマートフォン市場でも世界3位に入ることになった。


すでにレノボ・モトローラ連合は昨年末基準で世界のスマートフォン市場で市場シェア6~6.2%(市場調査機関SA基準)を確保した。同じ中国メーカーである華為の5.1%だけでなくLG電子の4.8%まで抜き3位に入ったのだ。

レノボは事実アップルやマイクロソフトが住宅街のガレージで誕生したように、みすぼらしいれんが造りの建物からスタートしたベンチャー企業だ。中国科学院コンピュータ研究所出身である創業者の柳伝志は1984年に同僚10人とともに当時研究所の検問所に使われていた23平方メートルのみすぼらしい建物に資本金20万元でタイプライターメーカーを設立した。

レノボはM&Aをまるで縮地法のように活用して急成長した。特に2005年にIBMのPC事業部買収が決定的な跳躍の機会となった。「レノボがIBMを消化できるのか」という業界の懸念が続いたが、結局買収から8年となる昨年末にシェア16.9%でヒューレットパッカードの16.2%を抜き世界1位のPCメーカーに成長した。



中国レノボ、強気のM&A…ス綃ホ市場3位浮上でアップル・サムスン脅かす(2)

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