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日本ファンド、今年に入り異常傾向?…アベノミクス、効力を失ったのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年の日本ファンドは平均45.3%の収益を上げた。北米(33.2%)や欧州ファンド(20.3%)を抜いて海外ファンドのうちで最も高い収益を出した。日本政府が「アベノミクス」を通じて景気浮揚に出ながら証券市場が大きく上がったおかげだ。

孝行息子の役割をしっかり果たした日本ファンドが、今年に入ってから雰囲気が尋常でない。日本の証券市場が今年に入って12%も下落したためだ。昨年末、1万6320ポイントまで上昇した日経225指数は5日に1万4000ライン以下に落ちた。

日本ファンドも年初以降(17日基準)平均9.5%の損失を出した。昨年、韓国内で市販中の全体ファンドの中で最も高い収益(54.94%)を上げた「KBスタージャパンインデックス(株式―派生)A」は今年に入ってから11.84%の損失が出た。サムスンのNジャパン転換資1(株式)A(マイナス8.05%)や「ハンファジャパンコア1(株式)種類A」(マイナス9.58%)など、ほかのファンドの状況も似ている。


日本の証券市場が振るわないのはアベノミクスの効力を失ったのではないかという憂慮のためだ。昨年10-12月期の経済成長率は1.0%(年率換算)で期待に沿えなかった。

円安の逆効果で経常収支の赤字がふくらんでいる点も問題だ。4月の消費税引き上げ(5%→8%)が内需を沈滞させかねないという憂慮も出てくる。

しかし最近の証券市場下落が一時的な調整だという意見もある。韓国投資証券のカン・ソンチョル研究員は「昨年の日本企業の純利益は72%も増えていると見られており、今年も8%成長が予想されている」として「日本の証券市場は米国などに比べればまだ低評価されている」と話した。





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