南北(韓国・北朝鮮)が14日、高官級協議を行う。北朝鮮は13日、通知文で南北高官級協議を14日に開くことを提案してきた。これを韓国側が受け入れ、12日に続いて2回目の協議が行われることになった。
統一部の当局者は「昨日終わらなかったので、引き続き協議しようということだと考えている」とし「北側が続開という表現を使っているだけに、2回目の会談と見るのが適切でないだろうか」と述べた。12日夜、代表団はあいさつもなく別れ、事実上決裂したのではという見方もあったが、双方が協議を続けることで、南北関係改善のきっかけになるかどうかが注目される。
金奎顕(キム・ギュヒョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室第1次長と元東淵(ウォン・ドンヨン)北朝鮮労働党統一戦線部副部長が出席した12日の1回目の協議で、北朝鮮は「相互の誹謗中傷と軍事的敵対行為の中断」という従来の要求を繰り返し、双方は接点を見いだすことができなかった。会談のベテランで南北関係の実務責任者を投入しながらも、新しい交渉カードを提示しなかった。
しかし韓国政府は1回目の協議の意味を重視した。閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官は「韓半島(朝鮮半島)信頼プロセスに対する我々の考えと大統領の南北関係に対する考え、対北政策について説明した」とし「北側がいわゆる尊厳冒とく、メディアの報道、キーリゾルブについてどれほど重く考えているのか知る機会だった」と述べた。青瓦台は北朝鮮が韓米連合訓練について「中断」から「延期」に要求レベルをやや低めた点にも注目している。
統一部の当局者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が南北関係復元の必要性を強調しただけに、お互いうまくやろうという共感はすでに形成されている」とし「1回目の協議で確認した隔たりを狭めるための試みがあるだろう」と述べた。
ひとまず12日の協議について政府はそれ以上の言葉を控えている状況だ。しかし12日にお互い立場の違いを確認した双方は、一日以上の時間を持って内部調整を行った。このため2回目の協議ではさらに進展した立場で向き合う可能性もある。
北朝鮮代表団は平壌(ピョンヤン)に撤収せず、開城(ケソン)に留まり、14日の協議を準備したことが把握された。全賢俊(チョン・ヒョンジュン)北東アジア平和協力研究院長は「北代表団が平壌に撤収せず、今回の協議で成果を出すという、一種の背水の陣」とし「南北関係改善に対する確固たる方針の中で進める協議であり、実務総責が会談に投入されただけに、結果が注目される」と述べた。
国内外の関心の中で行われる協議であるだけに、北朝鮮もこの局面を壊さず、積極的な姿を見せようとするはずだという期待も出ている。北朝鮮の立場の変化と韓国側が対北朝鮮投資禁止を骨子とする5.24措置の解除、金剛山(クムガンサン)観光の再開などに前向きな立場を見せれば、南北関係は一段階前進する可能性がある。しかし北が従来の立場にこだわり、軍事訓練を離散家族再開行事と結びつける場合、また混沌状態に入ることもある。
統一部の当局者は「昨日終わらなかったので、引き続き協議しようということだと考えている」とし「北側が続開という表現を使っているだけに、2回目の会談と見るのが適切でないだろうか」と述べた。12日夜、代表団はあいさつもなく別れ、事実上決裂したのではという見方もあったが、双方が協議を続けることで、南北関係改善のきっかけになるかどうかが注目される。
金奎顕(キム・ギュヒョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室第1次長と元東淵(ウォン・ドンヨン)北朝鮮労働党統一戦線部副部長が出席した12日の1回目の協議で、北朝鮮は「相互の誹謗中傷と軍事的敵対行為の中断」という従来の要求を繰り返し、双方は接点を見いだすことができなかった。会談のベテランで南北関係の実務責任者を投入しながらも、新しい交渉カードを提示しなかった。
しかし韓国政府は1回目の協議の意味を重視した。閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官は「韓半島(朝鮮半島)信頼プロセスに対する我々の考えと大統領の南北関係に対する考え、対北政策について説明した」とし「北側がいわゆる尊厳冒とく、メディアの報道、キーリゾルブについてどれほど重く考えているのか知る機会だった」と述べた。青瓦台は北朝鮮が韓米連合訓練について「中断」から「延期」に要求レベルをやや低めた点にも注目している。
統一部の当局者は「朴槿恵(パク・クネ)大統領と金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が南北関係復元の必要性を強調しただけに、お互いうまくやろうという共感はすでに形成されている」とし「1回目の協議で確認した隔たりを狭めるための試みがあるだろう」と述べた。
ひとまず12日の協議について政府はそれ以上の言葉を控えている状況だ。しかし12日にお互い立場の違いを確認した双方は、一日以上の時間を持って内部調整を行った。このため2回目の協議ではさらに進展した立場で向き合う可能性もある。
北朝鮮代表団は平壌(ピョンヤン)に撤収せず、開城(ケソン)に留まり、14日の協議を準備したことが把握された。全賢俊(チョン・ヒョンジュン)北東アジア平和協力研究院長は「北代表団が平壌に撤収せず、今回の協議で成果を出すという、一種の背水の陣」とし「南北関係改善に対する確固たる方針の中で進める協議であり、実務総責が会談に投入されただけに、結果が注目される」と述べた。
国内外の関心の中で行われる協議であるだけに、北朝鮮もこの局面を壊さず、積極的な姿を見せようとするはずだという期待も出ている。北朝鮮の立場の変化と韓国側が対北朝鮮投資禁止を骨子とする5.24措置の解除、金剛山(クムガンサン)観光の再開などに前向きな立場を見せれば、南北関係は一段階前進する可能性がある。しかし北が従来の立場にこだわり、軍事訓練を離散家族再開行事と結びつける場合、また混沌状態に入ることもある。
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