彼は「日本では国民全体が(談話の否定を)容認しない雰囲気で、安倍首相がどのように話そうが、首相としてその談話を否定することはできない」として「この点については安心してもかまわない」と強調した。引き続き「ドイツは大統領がポーランドでひざまずいて謝罪し、ドイツ国民全体が戦争を反省することが証明された」として「談話はそれに匹敵するほどの勇気を持って発表したもの」と説明した。1970年12月ポーランドのワルシャワを訪れたヴィリー・ブラント西ドイツ首相がユダヤ人犠牲者慰霊塔の前でひざまずいた前例を取り上げたのだ。彼は「(1995年8月に)談話を発表する時、万一、否決されれば辞める覚悟だった」として「発表後、日本国内の一部から『売国奴』という批判まで聞いたが誰が売国奴なのかたずねたい。談話は日本の発展のためにも大切だ」と説明した。
慰安婦問題については「女性の尊厳を奪った、言葉では言えない大きな罪を犯した」として「日本が解決しなければならない」と明らかにした。