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村山元首相「日本国民のほとんどが侵略贖罪は正しいと考える」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本の村山富一元首相。

日本の「現代歴史観の根」は村山談話だ。戦後50年を迎え1995年8月15日に発表された。戦後初めて戦争を「侵略」と表現し、植民地支配を懺悔した。首相が変わるたびに国会とメディアは新首相に「村山談話を継承するのか」という質問を第一声として投げかける。談話継承はすなわち歴史認識の継承と解釈されるためだ。村山政権以降、日本の歴代政権は例外なく村山談話を継承してきた。

だが、これをそれとなくひっくり返そうとするのが現在の安倍政権だ。談話の主人公の村山元首相はそうした安倍政権に心配が多かった。長く白いまゆ毛が印象的な彼とのインタビューは15日午後に彼の出身校である明治大学東京校友会の事務室で1時間ほどJTBCと共同で行われた。

◇周辺国の信頼壊す言動に米国でも批判


――安倍首相は4月22日の国会で「村山談話をそのまま継承しているのではない」と述べた後に集中砲火を受け、「継承する」と一歩退いた。だが、これまで談話引用時に「侵略」「植民地支配」という単語は出さない。安倍首相の本心は何だと見るか。

「率直によくわからない。その時その時言葉を変えるので…。『そのまま継承するものではない』と言って『継承する』と言い、また『侵略という言葉に国際的規定はない』と話しておいて、また退くので。まったく…」

――村山談話を否定するのは東京裁判、サンフランシスコ講和条約など戦後体制を否定することではないのか。

「頭が痛くなるほどこじれる。侵略をあいまいにしたり周辺国の不信を買う発言はならない(村山元首相は安倍首相が侵略の規定をあいまいに答えると「武力で敵国に入ればそれは侵略であり、それ以外の表現はない」として正面批判した)。米国もまた、日本がそうしたことで周辺国と対立し孤立することを望まない。(日本は談話否定で)孤立の道を選ぶのではなく、協力と相互理解の枠組みをより確実に構築する必要がある」

――村山談話の核心は、「わが国は『遠くない過去の一時期』に『国策を誤り』、(中略)植民地支配と侵略によって、多くの国々、『とりわけアジア諸国の人々に』多大の損害と苦痛を与えた」という部分だ。談話を否定する勢力は表現があいまいだとして歴史的価値がないとか特定国に謝る必要はないと主張する。なぜこのような表現になったのか。

「歴史学者が教科書を作ったり史料を整理する時は歴史的事実を明白にしなければならない。だが、こうした談話はそうではない。過去を振り返った時にすべての人が想像すればわかることだ」



村山元首相「日本国民のほとんどが侵略贖罪は正しいと考える」(2)

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