14日まで開かれる長崎ランタンフェスティバルの風景。獅子舞、龍踊りなど中国伝統灯籠祭り文化をそのまま持ち込んだ。
済州オルレを輸入して昨年オープンした平戸市のオルレ(左)。中世のオランダの街を再現した佐世保市のハウステンボス(右)。[写真=長崎県]
1月26日、長崎県平戸市。日本の最初の開港地、平戸港の入口でオルレ(ウォーキングコース)は始まる。コースの主要地点でスタンプを押す「オルレパスポート」、済州を象徴する馬をモチーフにした標識、道に迷わないよう木の枝に結ばれたリボンなどは済州オルレと同じだ。それもそのはず、平戸オルレは済州オルレを正式に輸入した「九州オルレ」コースの一つだからだ。作江善隆平戸市観光振興班主任は「オルレがオープンした後、観光客が1年前に比べて30%ほど増えた」と話した。
チャンポンで有名な長崎県が“チャンポン文化”で観光客を誘致している。九州北西部の長崎県は人口が約140万人(2012年基準)。大韓海峡に接し、釜山や中国から船でも行けるが、東京や京都など有名観光地の影に隠れ、観光名所として定着しなかった。その長崎県が最近、積極的に海外観光客の誘致に動いている。 (中央SUNDAY第361号)
観光資源も輸入する長崎の「悃ャンポン戦略」(2)
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