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<ソチ五輪>実戦に立つと表情固まる浅田真央

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

トリプルアクセルで転倒した浅田真央。

浅田真央の表情がまた固まった。心理的にまた崩れ落ちた。

浅田は8日に行われたソチ冬季五輪フィギュアスケート団体戦女子シングルショートプログラムで64.07点を取った。技術点(TES)31.25点と芸術点(PCS)33.82点を取った浅田はジャンプミスで1点減点となり、今シーズンの国際大会ショートプログラムで個人的に最も低い点数となった。ロシアのユリヤ・リプニツカヤ(ロシア72.90点)、イタリアのカロリーナ・コストナー(70.84点)に続く3位に満足した。

浅田は自身のショートプログラム曲である「ノクターン」に合わせ演技をした。ところが最初のジャンプであり特技とするトリプルアクセルからミスしてしまった。6日にソチ入りした浅田は練習の時だけでもトリプルアクセルはすべて成功していたという。しかしこのジャンプを実戦で試みたところ転倒してしまった。回転数不足の判定まで受けGOEも1.50点削られた。続く技術は無難にこなしたが、競技中も浅田は固い表情を崩せなかった。演技を終えた直後にキス・アンド・クライ・ゾーンに入りコーチングスタッフの激励を受けながらも浅田は明るく笑うことができなかった。


浅田は実戦の場に立ちさえすると大きく緊張する弱点がある。それでも自身の無念の感情をそのまま吐露する。浅田はこの日の競技後のインタビューで、「予想していた以上に緊張してしまった」とし、自分の滑りができなかったと話した。自然に表情が固まるほかない理由だった。2005~2006シーズンにシニアの舞台にデビューし国際大会の経験は豊富だが、依然として浅田のメンタルには臆病さが見られた。





【特集】ソチ冬季オリンピック2014

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