視聴者としてはもどかしい。だがNHKはこれに固執する。「事実関係からはずれてはいけない」ということなのだ。だが逆説的にそうした公正性があったからこそNHKは国内外から無限の信頼を受けてきた。しかし27日、籾井勝人・新任NHK会長の妄言は、その名声を一日で台無しにした。籾井会長は大きく2つの過ちを犯した。
最初に、事実ではないことを事実のようにわい曲した。彼は「韓国が日本にだけ(慰安婦を)強制連行したように話すと(問題が)ややこしくなる。『金を出せ』『補償しろ』というが、日韓条約ですべて解決されたことをなぜひっくり返すのか」と話した。とんでもない話だ。日本の歴代政権が自ら慰安婦連行の強制性を認めた「河野談話」を継承している。その上、韓国が要求しているのは日本の国家の責任認定であってお金ではない。お金を望んでいれば1995年のアジア女性基金を通じて補償を受けて終わらせていた問題だ。事実関係も分からないまま慰安婦の被害女性と韓国を、お金をもらおうと恐喝する集団として冒とくした。
最初に、事実ではないことを事実のようにわい曲した。彼は「韓国が日本にだけ(慰安婦を)強制連行したように話すと(問題が)ややこしくなる。『金を出せ』『補償しろ』というが、日韓条約ですべて解決されたことをなぜひっくり返すのか」と話した。とんでもない話だ。日本の歴代政権が自ら慰安婦連行の強制性を認めた「河野談話」を継承している。その上、韓国が要求しているのは日本の国家の責任認定であってお金ではない。お金を望んでいれば1995年のアジア女性基金を通じて補償を受けて終わらせていた問題だ。事実関係も分からないまま慰安婦の被害女性と韓国を、お金をもらおうと恐喝する集団として冒とくした。
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