米サンズリゾートのマイケル・レビン社長
サンズリゾートはラスベガスの5つ星ホテルのベネチアンとパラッゾをはじめ、シンガポールのマリーナベイ・サンズ、マカオのベネチアなどを運営する複合リゾート会社だ。「韓国のどの都市が有力候補なのか」という質問にレビン社長は「ソウルと釜山(プサン)はぴったりだ。だが、済州島(チェジュド)はだめだ」と釘を刺した。観光・リゾート施設といえば当然済州島のような観光地を思い出す韓国人には首をかしげる回答だ。「複合リゾートが入るには世界的な経済中心地で文化・歴史的遺跡があり、流動人口が多くなければならない」というのが理由だ。彼は「複合リゾート事業は全敷地の5%程度のカジノが全収益の90%を占める構造だ。内外から人が遊びに来る観光地だけではなく、ビジネスの中心であってこそ世界の人たちの足を持続的に向けさせることができる」と説明した。
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