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半導体シェア2位の韓国、核心装備は日独から輸入…システム半導体では存在感薄く(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
それでもサムスン電子だけがシステム半導体にしがみつきイメージセンサー部門で世界1位、モバイルAP国産化など“小さな成果”を収めたが、全体的には欧州や台湾よりも遅れている。

こうしてみるとサムスン電子やLG電子など韓国企業が世界のスマートフォン市場の40%以上を占めているが、スマートフォン用核心半導体の海外依存度はますます高まる苦しい状況が変わる兆しは見えない。

競争力がないのはモバイルだけでない。最近爆発的に成長している自動車用半導体でも米フリースケール、独インフィニオン、日本のルネサスが事実上独占している。


その上2016年になればメモリー半導体部門は32%の成長にとどまるのに対し、システム部門市場は48%拡大すると予測されている。半導体装備と素材など後方産業も弱い。サムスン電子すら依然として半導体回路を描く露光機をはじめとした核心装備を日本やドイツなどから輸入している。特にシリコンウェハーと感光材など半導体素材の日本依存度は依然として絶対的だ。KAISTのイ・ヨンフン教授は、「次世代半導体工程が本格導入されれば外国製装備と素材依存度はさらに高まるだろう」と話した。韓国電子通信研究所(ETRI)のナム・ウンス部品素材研究所長は、「韓国のようにシステム分野が弱い日本の前轍を踏まないようにするならば医療用・自動車用半導体のような次世代主力システム分野を1日も早く積極的に育成しなければならない」と指摘した。韓国政府も深刻なメモリー半導体偏重状況を懸念している。産業通商資源部のキム・ジョンイル電子部品課長は、「昨年10月に半導体産業再跳躍戦略をまとめた。今後付加価値が高いシステム半導体開発と核心装備・素材を国産化することに政策の焦点を合わせていくだろう」と話している。





半導体シェア2位の韓国、核心装備は日独から輸入…システム半導体では存在感薄く(1)

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