仕事が減り、賃上げ・求人難など営業環境の悪化で製造業分野の賃加工(下請け製造)投資企業が退路を模索している。青島協成光学の工場の女子職員は、仕事が減る中で残った時間に昼寝をしている。一時2300人に達していたこの会社の職員は現在47人に過ぎない。
「協成路」と「王女の晩餐」。2つの事例は、韓国と中国の間の経済協力構図が急速に変化していることを端的に見せる。中国の安い人件費を狙って進出した製造業は、衰退の一途をたどっている。1992年の韓中修交とともに賃加工企業が殺到する中、青島には一時韓国企業が約3000社を超えたが、今は500社余りしか残っていない。上海、深センなどでも低賃金に依存した企業は退路を探している。一方、消費者を狙ったサービス(商品)は市場開拓に嬉しい悲鳴を上げている。CJグループは16都市で27のCGV映画館(210スクリーン)を運営するなどエンターテインメント市場の攻略に拍車を加えている。中国に進出する韓国企業の中で「選手交代」が進んでいるのだ。
中国の安い人件費を狙って進出した韓国企業䆁衰退の一途(2)
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