1990年生まれの午年の浅田はソチオリンピック(五輪)開幕(2月7日)が迫る中、これまで隠してきた欲を表し始めた。「一番いい色のメダルを持って帰ってきたい」。先月25日、自分が演技する姿で機体を飾った日本航空(JAL)航空機の前に立った彼女の言葉だ。浅田は「全力を尽くしたい。(五輪で)いい笑顔で演技を終えられるようにしたい」と話しながらこのように語った。一部のメディアは「真央の金メダル宣言」と大騒ぎした。それもそのはず、今までの浅田は「より良い演技をしたい」「より高いところを目指したい」と話すにとどまってきた。気持ちは金メダルへの情熱で燃えていたが、内心を表さなかった。
その彼女が公開的にメダルの色を口にした。最近の大会の全日本選手権で3位に終わった悔しさのためでもあった。自分自身へのムチであり、同じ年の同じ月に生まれたライバルであるキム・ヨナ選手に送る宣戦布告だ。2人が熱く競うソチの開幕をさらに期待させるという点で、浅田の“小さな挑発”はむしろ愉快だった。
その彼女が公開的にメダルの色を口にした。最近の大会の全日本選手権で3位に終わった悔しさのためでもあった。自分自身へのムチであり、同じ年の同じ月に生まれたライバルであるキム・ヨナ選手に送る宣戦布告だ。2人が熱く競うソチの開幕をさらに期待させるという点で、浅田の“小さな挑発”はむしろ愉快だった。
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