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【社説】人格が本当の実力だ=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国国民の教育に対する熱意と知識・技術習得教育は、大韓民国の産業化と高度経済成長をリードした原動力だ。オバマ米大統領など外国指導者も韓国教育のこうした競争力に注目した。賦存資源がない条件で、学力と秀越性を強調する教育は避けられず、大きな成果を上げたのも事実だ。優れた人材を育てるための過程で、人格よりも教科の成績を優先視した側面もある。

しかし韓国は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、自殺率1位、青少年幸福指数最下位国という汚名からまだ抜け出せずにいる。こうした背景には、一人だけよくできる子どもを育てようとした親の利己心、競争ばかり強調する教育の価値と風土が常に存在する。他人に配慮して一緒に生きていく能力が世界最下位レベルなら、私たちの未来は明るくない。子どもが幸せでない社会、校内暴力で疲弊した学校、人格が不十分な子どもの問題を、根本から治癒しようとする教育当局の断固たる意志と学校と教師、保護者の実践努力が重要だ。

中央日報と教育部・女性家族部が共同で選定した「2013年大韓民国人格教育大賞」の受賞者と受賞チームは、劣悪な教育の現実で人格教育の芽を苦労して育てた私たちの時代の小さい英雄たちだ。現職警察官のペ・テジュ警査(37、女性)は京畿道富川地域の学校の悩みだった暴力組織「一進会」を解体させた。ペ警査が選んだ方法は、地域社会の団体とともに音楽・芸術プログラムを運営し、学校不適応生徒の話を聞くことだったという。浦項の小学校のリュ・ミギョン教頭(54、女性)は毎朝、正門で全校生とハイタッチをしたが、それだけでも子どもの閉ざされた心の扉を開くのに大きな成果があったという。釜山の小学校では全校生が詩人、音楽家に変わり、教師・教職員が子どもの親になった光州の中学校では孤独な人、苦しい人、後れる人がいない「3無教育」が行われた。


今回の大賞受賞者や受賞チームの共通点は、今まで抽象的に受け止められてきた人格を具体的にどう実践するのか模範を示したということだ。芸術や体育活動を行い、子どもたちの間の疎通能力を育て、周囲の生徒に目を向ける幸せな学校文化を築いた努力も目を引く。このように人格教育は言葉でできるものではない。学校・家庭・社会が知恵を合わせ、自らできる役割を見つけて実践しなければならない時だ。

このために教育部は今回発掘された実践事例を広く知らせるべきだ。他の学校も地域社会と有機的な協力関係を結ぶ水準まで到達する必要がある。これを通じて私たちの教育が世界最高レベルの学業達成度だけでなく、人格教育強国としても定着することを期待する。



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