韓国銀行の金仲秀(キム・ジュンス)総裁。
金総裁は12日の金融通貨委員会の直後にも楽観的な景気診断を出した。ただし長期にわたる低成長を抜け出し正常軌道に乗るのは来年下半期ぐらいになると予想した。基準金利を動かす状況ではないという話だ。これを根拠に金融業界では韓国銀行が非常に長い“冬眠”に入るだろうという予想が出ている。
それでもデフレ論議まで沈静化はしない見通しだ。通貨当局をジレンマに落とし入れる火種が依然として残っているためだ。相当期間続く低物価、指標とかけ離れた体感景気、そして強まるウォン高圧力がそれだ。
消費者物価上昇率は17カ月連続で韓国銀行の中期目標値である2.5~3.5%を下回っており、来年も2.0~2.5%にとどまる見通しだ。金総裁はこの日、「数字が下限にあるということは事実であるため、今年1年の物価を見回しながら来年に対処する示唆点を探している」と苦心の一端を表わした。指標と体感景気の乖離に対しては、「分配に関する問題であるかもしれず、内部に他の問題もありえる」と一歩退いた。
産業界を中心に金利引き下げ論は引き続き提起されている。低物価・低成長で名分があるところにウォン高圧力を低くする実利まで得られるという主張だ。現代経済研究院は最近の報告書で「米国の低金利政策で韓国との金利差が拡大し、両国の物価差も逆転しながらウォン切り上げ圧力も高まった。金利引き下げを含めた緩和的通貨政策を考慮しなければならない」と明らかにした。
デフレの恐怖…市場は悲観䆁韓国銀行は楽観(2)
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