２０１４年ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）で韓国と同じＨ組に入ったロシアとアルジェリアが韓国を警戒している。

ロシアメディアのスポルトメールロシアは１３日（日本時間）、韓国サッカーを「アジアの虎」と評価した。このメディアはＨ組について、「ベルギー、韓国、アルジェリアと同じ組になったのは、ロシアにとって大きな幸運」とし「組１位の国は早めに決勝トーナメント進出を決め、ブラジルの浜辺で美女たちと散歩ができるだろう」と伝えた。しかしロシア代表チームについては「戦力が不安定であり、相手をあまく見ると決勝トーナメント進出も危ない」と警戒した。

ロシアは韓国の１次リーグ初戦の相手だ。韓国は来年６月１８日、クイアバでロシアと初戦を行う。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング２２位のロシアは、２０１４ブラジルＷ杯欧州予選Ｆ組でクリスティアーノ・ロナウド（レアル マドリード）が含まれたポルトガル代表を抑え、組１位で本大会進出を決めた。２０得点・５失点で７勝２敗１分け（勝ち点２２）をマークした。旧ソ連体制の崩壊後、１９９４年米国Ｗ杯、２００２年韓日Ｗ杯に出場し、１２年ぶりに本大会の舞台を踏んだ。


Ｈ組の弱体とされるアルジェリアも韓国を強いチームと見ている。ハリホジッチ監督はこの日、アルジェリアサッカー専門サイトのインタビューで、「韓国は２００２年韓日Ｗ杯で４強入りした。アルジェリアがＨ組で最も弱いチーム」とし「したがってアルジェリアの決勝トーナメント進出は約束できない。２０１４ブラジルＷ杯の組み合わせ抽選結果はアルジェリアには非常に不利だ」と話した。

アルジェリアはＦＩＦＡランキング２６位のアフリカチーム。アフリカ予選組別リーグＨ組でマリ・ベナン・ルワンダを抑え、１位（５勝１敗）で通過した。プレーオフではブルキナファソと対戦し、第１・２戦の合計３－３で引き分けたが、アウェー多得点原則で本大会進出を決めた。韓国は来年６月２３日、ポルト・アレグレでアルジェリアと１次リーグ第２戦を行う。