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韓国軽攻撃機FA-50 イラクに24機輸出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国が製作した軽攻撃機(FA-50、輸出名T-50IQ)がイラクに輸出される。

韓国航空宇宙産業(KAI)は12日、イラクに24機のFA-50を輸出する契約を締結した。契約金額は11億3000万ドル。

河成竜(ハ・ソンヨン)KAI社長は「イラクのヌーリー・アルマーリキー首相と輸出契約をした」とし「今回の輸出は、国産航空機の競争力と航空産業の輸出産業化の可能性を確認する契機となった」と述べた。


FA-50は、超音速訓練機T-50にレーダーとミサイル・機銃などを搭載し、空対空戦闘と地上攻撃ができるよう改造した航空機。今回の輸出契約は、2011年にインドネシアに輸出した潜水艦3隻(10億8000万ドル)より大きく、韓国防衛産業の最大輸出規模。

河社長は「航空機戦力化後25年間の後続支援もKAIが独占することになった」とし「後続支援事業の規模も約10億ドルである点を考えれば、事実上20億ドル以上の輸出ということ」と説明した。イラクへの輸出で中東地域輸出の橋頭堡を確保することになったという点でも意味がある、というのがKAI側の説明だ。

イ・ミョンファンKAI戦略広報チーム長は「アジア(インドネシア、T-50)、欧州(トルコ、初等訓練機KT-1)、南米(ペルー、KT-1)に続き、中東地域にまで国産航空機市場を拡大することになった」と述べた。KAIは2016年に1号機を納品する予定。



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