しかし韓国ではまだ小中学校教育課程に工学概念が定着していない。工学専門家を対象にしたアンケート調査によると、回答者の大半が工学の核心概念に設計(71.8%)と創意性(70.9%)を挙げた(韓国科学創意財団、2013年)。しかしこうした概念が学校の正規教育課程に十分に反映されているかという質問に対しては、69.2%が「そうではない」と答えた。学校の教育が生徒に工学に対する興味を与えず(66%)、理工系進路の決定に役立たない(62.4%)ということだ。
実際、米国とは違い、韓国には工学の教科書が別にない。家庭科と一緒になった技術の教科書だけだ。中央日報は忠南大のキム・ギス教授(技術教育)と韓国教員大のイ・ヨンジュン教授(コンピューター教育)、ソウル師大付設中学のイ・ジョンフン技術教師に、米国中学校の工学教科書(『Gateway to Engineering』)と韓国の中学の技術・家庭教科書3種類の比較分析を依頼した。
実際、米国とは違い、韓国には工学の教科書が別にない。家庭科と一緒になった技術の教科書だけだ。中央日報は忠南大のキム・ギス教授(技術教育)と韓国教員大のイ・ヨンジュン教授(コンピューター教育)、ソウル師大付設中学のイ・ジョンフン技術教師に、米国中学校の工学教科書(『Gateway to Engineering』)と韓国の中学の技術・家庭教科書3種類の比較分析を依頼した。
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