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“脱ゆとり教育”で日本の小中学生の成績上昇…韓国は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
4年前に日本の小中高校に導入された「脱ゆとり教育」の効果が徐々に表われている。

日本の文部科学省は国際教育到達度評価学会(IEA)が昨年50カ国の小学4年生と42カ国の中学2年生を対象に数学と科学の学力テストを実施した結果、小学4年生の平均点が過去最高を記録したと明らかにした。中学2年生の成績は小幅に上昇した。

順位は小学4年生の場合、算数が5位、科学が4位で例年と大きな変化はなかったが、平均点数はそれぞれ17点と11点上昇した。韓国は小学4年生の場合、算数が2位、科学が1位で、中学校2年生の場合は数学が1位、科学が3位だった。IEAの試験は4年に1回ずつ行われる。


日本の教育専門家は「学力低下の一途だった小学生の平均点が大きく上昇したのは2009年から実施された新学習指導要領で授業時間が増えるなど脱ゆとり教育の効果とみられる」と分析した。

ゆとり教育とは生徒の自律性と総合人格教育を重視する教育方針で、1970年代から2008年まで日本の教育の根幹になってきた。問題の解答を教えるよりは学生たちの創造力を尊重して解決能力を育てるという名分だった。だが、勉強の絶対量を減らしたせいで学力低下を招いたという批判が起き、小学校では2009年、中学校では2010年から廃止された。脱ゆとり教育により授業時間が10%ほど増え、教科書の厚さも30~100%ほど増えた。





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