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「韓日首脳会談する時ではない」朴大統領が韓日関係悪化を懸念

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)大統領が欧州3カ国歴訪を終え9日午前に専用機で帰国した。

朴大統領は帰国に先立ち、8日にブリュッセルで記者会見を行い、現状況で韓日首脳会談の開催は難しいという立場を明らかにした。朴大統領は、「日本軍慰安婦被害者問題だけでなく歴史認識に対し退行的な発言をする(日本の)一部指導者のために韓国国民が傷を受け続けている。双方の国民は首脳会談を通じて両国関係が改善し良い知らせがあるよう願っているが、もしそうならないならばさらに失望し両国関係はより良い方向に行くよりもさらに悪化するのではないかと心配している」と話した。

朴大統領は就任後、米国をはじめ中国、主要20カ国(G20)、ロシア、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、東南アジア諸国連合(ASEAN)、欧州まで世界の核心地域を網羅した首脳外交を展開してきた。12~13日には韓国を公式訪問するロシアのプーチン大統領と首脳会談を行う。新政権発足後、周辺4カ国首脳では最初の訪韓となる。


朴大統領の前には韓国内の政治懸案も山積している。野党民主党の金ハンギル代表は国家情報院と政府機関の大統領選挙介入疑惑に対する特別検事と国家情報院改革特別委員会の構成を提案している状態だ。野党の一部からは18日に予定されている朴大統領の国会施政方針演説を拒否する案も出ている。(中央SUNDAY第348号)





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