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<大リーグ>新人王候補からも漏れた柳賢振、なぜ?(1)

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

柳賢振

“コリアンモンスター”柳賢振(リュ・ヒョンジン、26、LAドジャース)の新人王受賞が不発に終わった。投票で4位以下となり、候補からも漏れた。

柳賢振は6日(日本時間)メジャーリーグ公式ホームページが発表したナショナルリーグ新人王候補3人に含まれなかった。シーズンが終わった後に行われた米国野球記者協会(BBWAA)所属記者の投票で3位までに入らなかったということだ。

シーズン中に柳賢振と競争したホセ・フェルナンデス(21、マイアミ)、シェルビー・ミラー(23、セントルイス)、ヤシエル・プイグ(23、ドジャース)がトップ3に選ばれた。ともに23歳以下だ。


◇韓国での活躍が不利に?

受賞は難しいと予想されていたが、4位以下という順位はやや意外だ。今季14勝8敗、防御率3.00をマークした柳賢振は、勝利数ではミラー(15勝)に、防御率ではフェルナンデス(2.19)に劣り、それぞれ新人では2位だった。投球イニングでは1位(192イニング)だった。

柳賢振がミラーよりも順位が低かったのは、韓国(ハンファ・イーグルス)で7年間プレーした“中古新人”に対する反感が作用した結果と考えられる。2000年に日本人投手の佐々木主浩(当時シアトル)が32歳で新人王に選ばれ、2001年にもイチロー(40、当時シアトル、現ヤンキース)がリーグMVPと新人王を同時受賞すると、メジャーリーグでは「自国プロリーグでプレーして来た選手が新人なのか」という声が高まった。

こうした雰囲気が、昨年のダルビッシュ有(27、テキサス)をはじめ、2007年の松坂大輔(33、当時ボストン)、2003年の松井秀喜(39、当時ニューヨーク・ヤンキース)にも新人王投票でマイナスに働いた。日本は歴代3人(1995年の野茂英雄、佐々木、イチロー)の新人王を輩出したが、その後は誰も受賞していない。

メジャーリーグ専門家のソン・ジェウMBC SPORTS+解説委員は「公正でない面がある」とし「規定上では新人だが、情緒上は新人として受け入れない雰囲気がある。成績が似たレベルなら受賞は容易でない」と説明した。



<大リーグ>新人王候補からも漏れた柳賢振、なぜ?(2)

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