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6カ国協議再開に向け米国に駆け寄る中国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
6カ国協議再開に向けた中国の努力が粘り強い。

中国の6カ国協議首席代表を務める武大偉外交部韓半島事務特別代表は28日にワシントンを訪問し、米国務省のラッセル次官補(東アジア・太平洋担当)とデービース6カ国協議首席代表に会った。先月王毅外相がワシントンを訪問しケリー国務長官と米中外相会談を行ってから1カ月ぶりだ。武代表は29日にもデービース代表とシャーマン国務次官、メデイロス国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長らと会う。

国務省報道官室は武代表の訪米について、「北朝鮮の非核化を達成するための方策を求める米中高官級対話の一環」と説明した。武代表は先月北京を訪れた北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務第1次官と会い6カ国協議再開について議論した。そのため米国側に北朝鮮の立場を伝え6カ国協議にもう少し積極的に出てほしいと求めた可能性が大きい。ある外交消息筋は、「北朝鮮が時限付きで核凍結を宣言する線で対話を再開する案を中国政府が米国に打診中であるものと理解している」と話した。6カ国協議は5年にわたり中断した状態となっている。


まだ米国の立場は強硬だ。先週金章洙(キム・ジャンス)国家安保室長に会った時もホワイトハウスのライス国家安全保障補佐官らは北朝鮮が完全で検証可能な非核化措置を取らなければならないという点を強調した。これに対し北朝鮮は米国が望む事前措置に十分な回答をしないでいる。米国が望む“前提条件”と、北朝鮮が主張する“条件のない対話”には溝があることになる。





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