7-9月期の実績発表が始まったが、LG電子・ポスコ・大韓航空など韓国主要企業は全般的に低調な成績表を公開した。2期連続で過去最大実績となったサムスン電子を抜いて、ほとんどの企業の収益性が落ちている。今後の見通しも不吉だ。ウォン高ドル安基調がしばらく続くと予想され、輸出が主力のほとんどの企業が厳しい。
LG電子は今年7-9月期の売上高と営業利益がともに前期比で減少した。LG電子は24日、7-9月期の売上高13兆8922億ウォン(約1兆2700億円)、営業利益2178億ウォンと明らかにした。前年同期比で売上高は5%増、営業利益は27%増となったが、前期(4-6月期)比ではそれぞれ8.8%減、54.6%減となった。これは証券業界の予想値(売上高14兆5000億ウォン、営業利益2600億ウォン)を下回る。
特に、LG電子はサムスンやアップルなど競合他社が黒字を出しているモバイル部門でも営業利益が赤字に転じた。携帯電話事業を担当するモバイルコミュニケーション(MC)部門は7-9月期、797億ウォンの営業赤字となった。LG電子の関係者は「代表モデルのG2をプレミアムブランドとして固めようとマーケティング費用を増やしたうえ、製造会社間の価格競争がさらに激しくなり、収益性が低下した」と説明した。
テレビを主力とするホームエンターテイメント(HE)事業部は売上高5兆70億ウォン、営業利益1244億ウォンだった。これも欧州など先進国市場のテレビ需要が回復せず、前期比5%減、前年同期比7%減となった。
ポスコも4期連続で営業利益が1兆ウォンを下回った。ポスコは24日、連結財務諸表基準で7-9月期の売上高と営業利益をそれぞれ15兆1502億ウォン、6328億ウォンと発表した。前年同期比で売上高は3.7%減、営業利益は37.6%減。
ポスコ側は「7-9月期は季節的な要因のほか、需要不振と販売価格の下落、原料価格の上昇、電力需給問題による減産政策などで売上高と営業利益が前期に比べて減少した」と説明した。7-9月期の粗鋼生産量は892万5000トンと前期比0.9%増、製品販売の場合1.7%減の827万1000トンと集計された。
憂慮ꪂ現実に…7-9月期の大企業実績は低調=韓国(2)
LG電子は今年7-9月期の売上高と営業利益がともに前期比で減少した。LG電子は24日、7-9月期の売上高13兆8922億ウォン(約1兆2700億円)、営業利益2178億ウォンと明らかにした。前年同期比で売上高は5%増、営業利益は27%増となったが、前期(4-6月期)比ではそれぞれ8.8%減、54.6%減となった。これは証券業界の予想値(売上高14兆5000億ウォン、営業利益2600億ウォン)を下回る。
特に、LG電子はサムスンやアップルなど競合他社が黒字を出しているモバイル部門でも営業利益が赤字に転じた。携帯電話事業を担当するモバイルコミュニケーション(MC)部門は7-9月期、797億ウォンの営業赤字となった。LG電子の関係者は「代表モデルのG2をプレミアムブランドとして固めようとマーケティング費用を増やしたうえ、製造会社間の価格競争がさらに激しくなり、収益性が低下した」と説明した。
テレビを主力とするホームエンターテイメント(HE)事業部は売上高5兆70億ウォン、営業利益1244億ウォンだった。これも欧州など先進国市場のテレビ需要が回復せず、前期比5%減、前年同期比7%減となった。
ポスコも4期連続で営業利益が1兆ウォンを下回った。ポスコは24日、連結財務諸表基準で7-9月期の売上高と営業利益をそれぞれ15兆1502億ウォン、6328億ウォンと発表した。前年同期比で売上高は3.7%減、営業利益は37.6%減。
ポスコ側は「7-9月期は季節的な要因のほか、需要不振と販売価格の下落、原料価格の上昇、電力需給問題による減産政策などで売上高と営業利益が前期に比べて減少した」と説明した。7-9月期の粗鋼生産量は892万5000トンと前期比0.9%増、製品販売の場合1.7%減の827万1000トンと集計された。
憂慮ꪂ現実に…7-9月期の大企業実績は低調=韓国(2)
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