両首脳は懸案である韓中自由貿易協定(FTA)交渉1段階が最近成功裏に終えられたことに対しても高く評価した。だが、6カ国協議に対しては異なる立場を示した。習主席は「武力による方法では(韓半島問題を)解決することはできず、対話を通じた、特に6カ国協議の開催が早期に行われるよう環境作りをする必要がある」としたが、朴大統領は「6カ国協議再開に向け北朝鮮の真正性のある措置が必要だ」という立場を明らかにした。北朝鮮の核問題に対する共同対応策では進展を見せたが各論では温度差があるという観測だ。
◇今回はTPPに言及しないことに=朴大統領は習主席との首脳会談に続き、APEC首脳会議の最初のセッションに参加し、加盟国が世界の自由貿易体制がさらに発展できるよう先導していくことを促した。朴大統領は首脳会議場で、「多国間貿易体制強化に向けたAPECの役割」という冒頭発言を通じ、「貿易自由化は財政負担を伴わずに経済活性化と雇用創出、消費者厚生増進などを達成できる最も効果的で費用が少なく済む政策だ」と話した。
習近平主席「北朝鮮の核保有と核実験に決然と反対」(1)
◇今回はTPPに言及しないことに=朴大統領は習主席との首脳会談に続き、APEC首脳会議の最初のセッションに参加し、加盟国が世界の自由貿易体制がさらに発展できるよう先導していくことを促した。朴大統領は首脳会議場で、「多国間貿易体制強化に向けたAPECの役割」という冒頭発言を通じ、「貿易自由化は財政負担を伴わずに経済活性化と雇用創出、消費者厚生増進などを達成できる最も効果的で費用が少なく済む政策だ」と話した。
習近平主席「北朝鮮の核保有と核実験に決然と反対」(1)
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