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ドラマ『その冬』、日本で消えかけている韓流の火を再び灯す

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

ドラマ『その冬、風が吹く』(写真提供=SBS)。

SBS(ソウル放送)のドラマ『その冬、風が吹く(以下、その冬)』の日本での視聴率が急上昇の勢いを見せている。この雰囲気を維持していくとすれば、第2の『冬のソナタ』になる兆しだ。

先月30日に日本の地上波テレビTBSで初放送された『その冬』は、今月13日の放送で自己最高視聴率の4.3%を記録した。第1話を視聴率3.7%でスタートさせて、その後は着実に上昇曲線を描きながら自己最高視聴率を塗り替えている。

反韓流の余波を受け、日本の放送局が韓国ドラマの放映自体を見合わせている雰囲気のなか、『その冬』の人気は注視する価値がある。業界では「『その冬』が日本原作ドラマということで拒否感なく日本放送局に輸出された。チョ・インソン-ソン・へギョに対する現地の反応は良く、視聴率の推移を見守る価値はある」と説明した。


製作会社によれば『その冬』は日本エージェントに1話当たり22万ドルで輸出された。全16話で契約が結ばれたことから、合計352万ドルの外貨を稼いだことになる。『その冬』の海外事業を受け持っているゴールデン・サム・ピクチャーズ関係者は「日本国内の韓流が弱まった状況でおさめた成果なので一層貴重だ。過去には1話当たり20万ドルに迫った韓国ドラマの版権が、最近では10万ドルにも及ばない」とし「このような状況で『その冬』が日本の地上波に登場し、魔の4%台を越えたことは注目に値する成果だ」と伝えた。

続いて「ドラマ『冬のソナタ』は、序盤で勢いに乗ることに成功してからは再放送が重なって人気が急上昇した。『その冬』もこのような傾向を見せている」と説明した。

『その冬』の主役、チョ・インソンとソン・へギョ、キム・ボム、チョン・ウンジに対する日本国内の関心も熱い。特にチョ・インソンとキム・ボムは『その冬』の日本放送に先立ち、6月に東京渋谷の公演会場でおよそ2000人の現地ファンと交流した。放送開始後は主演俳優に対する日本ファンの関心度が徐々に高まっている。

一方『その冬』は、今月の放映終了後、11月末の日本プロモーションに合わせて再放送を始める計画だ。



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