キャラクターマーケティングが進化している。アニメの主人公が「プリンセス戴冠式」をし、アウトドアブランドのキャラクターが釣り旅行に行ったり、デザートカフェのキャラクター人形がファッションブランドのモデルとして登場するなど、ストーリーの中に消費者を引き込んでいる。
ストーリーを継続するために大々的なイベントも開く。今年5月、米フロリダのディズニーワールドでは『メリダとおそろしの森』の主人公メリダがロンドンオリンピック(五輪)体操の金メダリスト、ギャビー・ダグラスら約700人が見守る中、公式ディズニープリンセスとなる戴冠式を行った。ディズニー関係者は「このようなストーリーマーケティングを通じて幼い少女だけでなく、“母と娘”を含む成人女性までが顧客になる」と話した。進取的なイメージを重ねて「お姫様の話は時代錯誤的」という批判を緩和する効果もある。
ストーリーテリングに進化するキャラクターマーケティング=韓国(2)
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