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朴槿恵大統領、ベトナムで父の時代の歴史の結び目をほどく(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
黒いジャケットに黒いスカート、黒い靴の朴槿恵(パク・クネ)大統領が9日、ベトナム建国の父ホー・チ・ミン元国家主席の廟の前に立った。これに先立ちベトナムの儀仗隊が黄色い花で装飾された弔花を廟の前に置いた。弔花にはハングルとベトナム語で「大韓民国大統領朴槿恵」と書かれた真っ赤なリボンがかけられ、朴大統領は弔花の前に近付き腰を90度近く曲げリボンの端を弔花に付けた。ベトナム式の献花儀礼に従ったものだ。それから父親の朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領にとっては敵軍のトップだったホー・チ・ミン元主席の遺体が安置された廟に入り黙礼した。廟の中でも外でも朴大統領の表情は厳粛だった。言葉はただの一言も発しなかった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は朴大統領の「厳粛な沈黙」に対しこのように説明した。

「言葉はさまざまな面で政治的解釈を生む。ベトナムの人々は韓国にベトナム戦争に対する話を一切しない。朴大統領の献花と参拝は行動で見せたそれ自体が強い和解のジェスチャーだ」。

実際に1992年に国交を正常化する時もベトナムは過去の問題を取り上げなかった。


しかし朴大統領は執権以前には立場が違った。朴大統領はハンナラ党副総裁時代の2001年、当時の金大中(キム・デジュン)大統領がチャン・ドゥック・ルオン国家主席との首脳会談で、「心ならずもベトナム国民に苦痛を与えたことに対し申し訳なく考える」とし韓国大統領として初めて謝罪をすると反論声明を出した。朴大統領は、「大統領の歴史認識に大きく懸念せざるを得ず、参戦勇士らの名誉をこのように傷つけてもいいのか尋ねずにはいられない。(この発言は)韓国戦争参戦16カ国首脳が金正日(キム・ジョンイル)総書記に『不幸な戦争に参加し北朝鮮国民に苦痛を抱かせたことに対し謝罪する』と言うのと同じとんでもないことだ」と反発した。その後も顕忠日などでベトナム戦争参戦勇士に対する激励はほとんど欠かさなかった。

そんな朴大統領だったためこの日の献花と参拝、そして黙言は意味があるという評価だ。

ベトナム戦争で絡まった両国の過去を整理し、現在、未来を見ようというメッセージだと青瓦台関係者は強調した。日本に対する圧迫の意味もある。韓国政府高官は、「過去に対する韓国とベトナムの成熟した立場と誤った歴史認識に閉じ込められている日本と自然に比較されないか」とした。朴大統領はホー・チ・ミン廟参拝後にチュオン・タン・サン国家主席と会談した。会談後にはホー・チ・ミン元主席が1945年に独立闘争を始めた時から使っていた小さな木の机とベッド、本と時計などが保存されている家も視察した。



朴槿恵大統領、ベトナムで父の時代の歴史の結び目をほどく(2)

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