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俳優ソン・ガンホ「『雪国列車』の興行、心配したが期待以上」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

俳優のソン・ガンホ(下の写真は映画『雪国列車』出演時のもの)。

俳優のソン・ガンホが映画『雪国列車』の興行成功について「心配は多かったが期待以上にうまくいってうれしい」と喜んだ。

ソン・ガンホは3日、韓国の日刊スポーツとのインタビューで「『雪国列車』を韓国の観客がどのように受け入れてくれるか心配だった。ポン・ジュノ監督がメガホンを取り、ソン・ガンホやコ・アソンが出演しているが、ハリウッド俳優の人数のほうが多くて韓国映画だとは感じられない」とし「過去数年間は韓国内の観客が外国映画よりも韓国映画を好む傾向があり、『雪国列車』に先入観を持たないか不安だった」と話した。

続いて「国際的なプロジェクトだが、事実上は韓国内ではハンディキャップがあるなかスタートしたと言っても過言ではない。それにもかかわらず910万人に見てもらえた事実が驚くべきことだ。1本の映画の中にさまざまな物語が出てきて、多くの人々の話題になるような映画に参加した人間として、大変有り難いことだ。『雪国列車』が単におもしろいという反応以外に、社会的にもイシューにもなってうれしい」と説明した。


また「一部からは賛否両論があるということも聞くが、そういう状況すらポン・ジュノ監督が意図した通りだ。何より『雪国列車』の開かれた結末を観客が前向きに受け入れてくれて有難かった。一方では慣れない話法を駆使したといってもいいが、それでも理解しようと努力して下さったようだ」と付け加えた。

ポン・ジュノ監督に対するファンの忠誠心について「ポン監督はとにかくいい映画を作る人。平凡な話を非凡に解きほぐす才能を持つ監督だから」と答えた。

『雪国列車』は9月2日までの累積観客数が910万人を越えて1000万突破に向かって走っている。ソン・ガンホは『雪国列車』の公開からおよそ2カ月で新作『観相』(ハン・ジェリム監督、11日公開)でまた別の顔を見せる。『雪国列車』で主人公から一歩引いたところで強烈なキャラクターを演じたソン・ガンホは、『観相』では映画全体を引っ張っていく主人公として、期待に応える演技を見せる予定だ。今月2日、マスコミ試写会を通じて初公開され、関係者から「ソン・ガンホは小市民的な情緒をうまく反映させた情感ある演技で共感を形成し、映画への集中度を高めた」という評価されている。



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