申ガク秀(シン・ガクス)元駐日大使(写真上)と添谷芳秀慶応大学教授。
添谷所長はその一方で「日本は90年に入ってからは過去を反省して歴史を正そうとする姿を見せた」という点を強調しようとした。彼はその努力の証拠として▲82年の「教科書を記述する際に韓中など近隣諸国の批判に十分に耳を傾ける」という当時の宮沢喜一官房長官の宮沢談話▲93年、当時の河野洋平官房長官が「慰安所の設置・管理および慰安婦の移送に過去の日本軍が関与した。謝罪と反省の心を申し上げる」とした河野談話▲95年、当時の村山富市首相が太平洋戦争および植民地支配と侵略に対して謝罪した村山談話を挙げた。添谷所長は「日本のこのような努力を韓中側が『充分ではない』と批判することについて日本の保守派は無視されたと感じ、不満を持つようになった。このころから日本政治家の間に右傾化傾向が芽生えたようだ」と話した。
知韓派と知日派が話す、韓日関係の解決法(1)
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