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<朴大統領就任6カ月>「対北関係・首脳外交などはOK、意思疎通が不足」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
朴槿恵(パク・クネ)政権スタート6カ月(25日)に合わせ、中央日報が政治・経済・行政・安保・世論調査分野の専門家10人を対象に、朴槿恵政権の成果と問題点を尋ねた。

◆肯定的な成果

①南北関係の主導権=10人全員が対北朝鮮政策を大きな成果として挙げた。北朝鮮の挑発や一方的な開城(ケソン)工業団地閉鎖措置にも確固とした原則を守って南北関係の主導権を確保することになったというのが大半の意見だ。明知(ミョンジ)専門大学のキム・グァンウン総長は「韓半島信頼プロセスという原則により、安全保障などでは強行保守の立場を堅持しながらも人道的支援などの柔軟性を見せた点が際立って見えた」と評価した。だが、国家情報院次長を歴任した成均館(ソンギュングァン)大学国家戦略大学院のヨム・ドンジェ院長は「北朝鮮の融和的変化は、国連の制裁以後予想された手順」としながら「北朝鮮が開城工業団地中断の責任を完全に認めなかった状況で、開城工業団地問題の解決が信頼プロセスの成果という主張には同意しない」と話した。


②洗練された外交=韓国外国語大学のイ・ジョンヒ教授(政治外交学)は韓米、韓中首脳会談に関して「外交政策が段階的に軽重をわきまえつつ行われた」として「特に過去の米国にのみ集中した外交路線から脱却して、米国と中国に対する均衡外交の路線を見せた点が引き立って見えた」と話した。梨花(イファ)女子大学スクラントン学部のユ・ソンジン教授も「成功的な首脳外交を通じて周辺の友邦と肯定的な関係を構築し、米議会での演説や首脳会談などでは抑制された品格ある態度で韓国の国としての品格と大統領の地位を高め、両国国民に良い印象を植えつけた」と評価した。中央(チュンアン)大学経営大学のパク・チャンヒ教授は「対日関係でも、日本の歴史認識を指摘しながらも過去の漠然とした『独島(ドクト、日本名・竹島)愛国主義』を越えた合理的な対応を見せた」と話した。

③信頼政権のイメージ=キム・グァンウン総長は「法治と原則で信頼できる政権というイメージが構築された」と話した。リサーチアンドリサーチのペ・ジョンチャン本部長は「保育と高齢者・青年・教育問題などの福祉政策で一貫したメッセージを提示した」と評価した。その一方ヨム・ドンジェ院長は「約束は守らなければならないという論理のために、耐えることのできない福祉負担を抱え込んでいる」と指摘した。

このほかに全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の財産還収など不正に対する清算の意志も高い点数を受けた。また「抑制された言語と上品な態度で大統領の品格を高めた」や「4大河川事業のように批判を受けるアジェンダを取り出さず、不必要な混乱を絶った」という評価もあった。



<朴大統領就任6カ月>「対北関係・首脳外交などはOK、意思疎通が不足」(2)

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